まっどしーがる

幕末太陽傳のまっどしーがるのレビュー・感想・評価

幕末太陽傳(1957年製作の映画)
4.6
川島雄三監督の代表作で、日本映画のオールタイムベストの一本と言われる作品。

佐平次と言う男がひょんなことから『トラブルシューター』となり、様々な出来事を上手い立ち回りで解決して行くさまと佐平次の周りの人間の物語をいわゆるグランドホテル形式で描いている。

ストーリーはオリジナルだが、いくつかの落語から主人公や細かいエピソードを拝借している。舞台となっている『相模屋』は、北品川に実在した遊郭である。

ラストシーンは佐平次が墓を走り抜けると現代の品川になっていると言う別のモノも考えていたらしいのだが、監督以外の全員に反対された為実現しなかったらしい。
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