このレビューはネタバレを含みます
1968年公開の日活ニューアクション。なかなかすごい。
東映の実録路線の先駆け的なのかな。
ストーリーはまあ日活らしい。
地権争いをしている古参の組と、新興の組に小林旭を頭にした組が割って入り、抗争…
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小林旭・宍戸錠・郷えい治・藤竜也
大好きな役者さんが勢ぞろいなので期待したけど
良い意味で男臭い真面目な映画
トチ狂ったバイオレンスやコミカルな要素がある方が好みなので
作品が悪いのではなく自分の好…
傑作~。『野獣の青春』スタイルな策士の立ち回りと汚ねえ新興ヤクザへの怒りの殴り込みのハイブリッドで、味方も女もバンバカ酷い死に方をしていく。暗闇を懐中電灯が照らす臨場感たっぷりの中盤、浴室でのクライ…
>>続きを読むかなり好き。望遠&隙間&物ナメに過剰なまでに拘った撮影が堪らない。暗い屋内に懐中電灯の光が入り乱れる中での殴り込みは『クーリンチェ~』の先駆け。最後のシャワールームも良い(ガラスに飛び散る鮮血の量が…
>>続きを読む最後の刺殺の反復とスローモーション要らない。照明やフレームの使い方とか、天井にぶら下がる裸電球とか侯孝賢ぽい。小林旭より宍戸錠。とはいえ『東京流れ者』みたいに「立ち去る」のが良かったりする。
ちな…
最初から最後まで実にホモ臭い映画だった。役所陣が豪華過ぎるせいか、各見せ場がやや強引で全体的になんだかモヤモヤする。クライマックスの無駄なリピート&スローの合わせ技と藤竜也が拷問中に必要以上に悶絶す…
>>続きを読む出所した小林旭が、藤竜也、岡崎二郎、川地民夫といった濃いメンツを集め、さらに敵同士だった穴戸錠を加え、2つの組織暴力の抗争に潜入し、ゲリラ的な三つ巴戦争を繰り広げる。
小林旭組も別に正義の集団ではな…