高校時代、陸上部の仲間として絆を育んできたヤマト、ジョージ、ユウゴ、ケン、エイジロウ、リクの6人。大会前のある出来事をきっかけに、6人はバラバラになっていた。高校を卒業したあと、6人は「逃走中」のイベントが開催されることを知る。それぞれの思い、目的を掲げて、6人は逃走中に参加するが、何者かによってレースが乗っ取られてしまう。
推しグループのJO1から3人が出演するということで鑑賞。TVのバラエティ番組が実写映画化されたということで、脚本や設定とかはこんなもんかなーという印象だし、それも想定内。推しが出ているから贔屓目になってしまうけど、ベタな青春劇みたいなのがストレートで心に響いたし、泣かされてしまった。一番いいなと思ったのは、ゲームのキーポイントになるある物が、かつて高校時代に6人が繋いでいたバトンに見立てられていたところ。それぞれの思いをそれに託してバトンを引き継いでいくその様子は本当にグッときた。
FANTASTICSの3人はさすがのお芝居で、泣きの演技もすごく良かった。特に颯太くん。JO1の3人も健闘。拓実の圧倒的主人公感。前作の「バジーノイズ」からの振り幅の広さ。碧海は得意のアクションでも魅せ場があったし、悩んでいるちょっと陰のあるキャラがハマっていた。きまちゃんの二面性ある演技にはびっくり。説得力があった。ファンタの挿入歌もばっちりハマっていたし、JO1の主題歌も、エンドロールで流れてきて、その美しさに泣けてきた。
地元でも遅れて上映予定。再見楽しみ。