ゆらゆらゆらゆら。
田中麗奈の実写が大好きなんで見にいってしまったけど見てがっかり。もうただの萌えアニメだよ。
そして一番よくないと思うのはあのモーションキャプチャー。ゆらゆらしながら喋っていてお前は体感がないのかと思ってしまう。これでは映画ではなく携帯ゲームの画面だよ。それを大画面で見せられてもどうなんだって思ってしまう(アイマスなんかのゆらゆら感)。
さらに綺麗だけどどうにも違和感があるCGね。例えば自動車の移動だと車があたかもスケートリンクを走っているように滑っていく。つるつるつるつる。CGはかなりしっかりしたものを使用しないとどうにも不気味の谷に陥るだけなんじゃないかしらん。まったくもう。
ストーリーも実写ではいろんな葛藤が会ったけど今作では薄い、薄い、岡本理研より薄い!特に先生役も今回はただのジジイであった。あれはなんなんだと文句ですよ。安西先生の安い劣化バージョンでないかい。
許せないのは作り手の「これぐらいでいいんだろ」なんだよ。これは原作への冒涜だし実写版の冒涜でもある。先達へのリスペクトがないんだ。声優も「こんなもんでいいんだろ」だしCGも「こんなもんでいいんだろ」、脚本も「こんなもんでいいんだろ」ああ、怒りがおさまらないよ。これなら携帯ゲームでいいじゃないか。映画として作る理由は。それが全く見えないんだよ。
というわけで僕は不満でした。実写はほんととっても良かったのにねえ。