HiromiA

がんばっていきまっしょいのHiromiAのレビュー・感想・評価

がんばっていきまっしょい(2024年製作の映画)
3.4
1970年代の愛媛の女子高生を描いた原作は読んでいませんが、この作品は現代に設定を変更し、悦ネエの頑張りというよりはリーがみんなを引っ張る感じで始まり、悦ネエが鍵を握り、なんだかんだで全員の足並みがそろってボートが進んでいったという作品でした。女子ナックル・フォアは地区大会では4チームしか出場しない予選なしの決勝という設定もよかったし、やさしい二宮や何も言わない顧問も味があった。悦ネエがもしリーに出会わずボート部に関わらなかったらいったいどんな女性になったんだろうと思うとちょっと恐ろしい。脚本はよかったんだけど、アニメーションの動きはちょっと気になった。全体的に女生徒たちの動きがなよなよしていてきびきびした感じがあまりなかったのはちょっと残念だった。
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