劇場アニメーション版。
実写版では田中麗奈が演じた悦ネエに雨宮天。
中嶋朋子のコーチがいなくて、一言も台詞のない謎の老人がコーチw
上映時間が30分程度短いことからも分かるように、全体的に構造が単純化されているのだが、これはこれで面白い。
五人のクルーのキャラクターの描き分けもアニメーションならではのデザイン性を生かし、ひと目で分かりやすく、それぞれの抱える事情も明確。
悦ネエの駄々っ子ぷりは激しく、感情移入出来ない時間もあるが、その間は他のキャラクター感情移入キャラになってフォロー。
ボート競技のシークエンスはなかなかに盛り上がる。
CGキャラクターは好みが分かれるだろうが、個人的にはこれはアリ。
それぞれに、魅力あるデザインだったと思う。
実写映画版とはだいぶムードが変わり、漫画っぽい熱血スポ根ものみたくなってるが、最終的な着地点のノスタルジーを誘う静かな青春のキラキラは、意外と似ているのが面白い。
さ〜今年も後二ヶ月、がんばっていきまっしょい！
