ハム

もしも昨日が選べたらのハムのレビュー・感想・評価

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)
3.3
最初はコメディチックで終盤泣かせにくるっていうよくある展開なんだけど、まんまと乗せられて泣いて笑って面白かった。

ついつい面倒なことはスキップしたくなっちゃうけど、そんな日々の雑務の中にも些細だけど大切なストーリーがあるから、人生に無駄なことなんて何一つないんだなあと思った。
それに辛いことをコツコツと積み上げた先に掴み取った成功だからこそ喜べるのであって、自分も頑張ろうと思える良い映画だった。
でも嫌だと思ったことをスキップしてた結果、人生の大半をスキップすることになってたわけだけど、2割の幸せの為に8割面倒な事やりながら必死に生きてる私たち全員めちゃくちゃ偉くないか?とも思った。生きるのって大変だよね。

早送りでの家族の成長や変化も悲しいけど、個人的に一番辛かったのが早送りした先で毎回犬が変わっていたこと。
心の中では分かっているつもりだけど、犬は人間よりも凄く短い時間しか生きられないんだということを改めて痛感したし、犬を飼ってる身としてはペットとの貴重な時間を存分に堪能しなきゃなって思った。
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