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ジョン・カーターのMAOWのレビュー・感想・評価

ジョン・カーター(2012年製作の映画)
2.6
ジョン・カーター

70点

2012/09/30

『John Carter』

監督:アンドリュー・スタントン




意外とよかったw
ちょっと中だるみってか、長過ぎな気もしたけど、
でも全体的に見ればまぁ出来た話だったし、

何にしても、回想パターンの映画で、その「回想」って効果がしっかり活きてる作りになってたのに感心した。

ラストでグンと点数あげて、最後にスッキリさせてくれたからなお最高w



あと、登場人物たちがみんな愛すべきバカって感じで憎めないw

ジョンは結構ドジするし、サーク族と共にゾダンガに押しかけたら、場所違ってて頭叩かれるシーンワロタw
でも、あの一人で大勢と戦いながら家族の埋葬シーン重ねるところ、壮絶だね。
すげーグッときた。

あと、ゾダンガのボスもすげー強いくせに、絶えず「ねえ、本当にこれで大丈夫なの?」って不安そうな感じで、サーンに言いくるめられてるところに萌えたw
それと、この人は、本当にヘリウム王女が好きになって、最後はちょっとだけヘリウム側助けて死ぬ、とかのほうがよかったな、個人的に。

で、サーク族の新しいボスは瞬殺だし、元ボスの娘は言わずもがなのドジっ娘w

サーンも、なんかフラっと地球に来て、サラッとジョンに打ち殺されてワロタw

あと、犬が可愛いwデブのくせに走るの速いしw



それはそうと、この映画作るのはかなり大変だったみたいで。
最初はアニメ映画にする予定で、それがダメになって
次にディズニーで実写映画化しようとしたけど、CGとかの技術が追い付いてなくて、ディズニーの映画部門の責任者で、後に脱退してDreamWorks立ち上げたジェフリー・カッツェンバーグが頑張ったりしたけど、もう映画化の権利返還しなくちゃいけなくなったり、
次はロドリゲスが映画化しようとしたけど、『シン・シティ』のクレジットにフランク・ミラーの名前を載せるために、全米監督協会を脱退してたせいで不可能になり、
その後はジョン・ファヴローが監督する予定となったけど、これも頓挫。

そして今回やっと映画化ですよw
いやー、長かったんですねw


まぁそんな感じで、紆余曲折を経ながらドジな奴らの繰り広げる冒険ファンタジー、オススメです!w


てか、元ボスの動きはウィレムデフォーがやってたのか!あの人ならそのまま映画に出てきてもエイリアン役が出来(ry



参考までに。
Rotten Tomatoesでは202件のレビュー中支持率50%であった。
Metacriticでは42件のレビューで加重平均値51/100となった。
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