おバカ犬

昆虫怪獣の襲来のおバカ犬のレビュー・感想・評価

昆虫怪獣の襲来(1958年製作の映画)
3.3
モノクロ作品『昆虫怪獣の襲来』をレビューだ。Amazonがチョイスしたオレへのオススメらしい。さすが大企業、データ取りに余念がない。わかっていらっしゃる。

アフリカの”緑の地獄"に現れる怪物。それは放射線を照射され、巨大化したハチだったのだ。早速博士たちは現地調査に向かうのであった。

全くもったいぶらず開始10分で巨大昆虫が登場し、野生動物に襲いかかる(飛んでるだけだが)。古き良き特撮。なかなか作り込まれている。

そんなことより(笑)ジャングル探索と野生動物たちを観られるのが何よりも面白い。ゾウやインパラの群れって可愛くて好き。さながらドキュメンタリー映画のようだ。毒水で死ぬライオンとかどうやって撮ったのかな。

中盤、移動中にアマゾネスに襲われ焼け野原になるシーンには度肝を抜かれる。想像の10倍燃えていた。モノクロなのが惜しい。

他にも「試験管で行う実験というのは、草原を歩くのにはなんの役にも立たない」という現場が技術部を皮肉ったようなセリフが印象的。幕引きは割と適当。巨大昆虫が暴れたり…なんてことがなかったのも惜しい。結局はデカくなっただけかい!

歩いて歩いて、なんか思ったよりも体育会な映画だったな。こういうのオレは好きだぞ!以上!
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