中国移民の4人の女性たちが麻雀を打ちながらお茶をする会「ジョイラッククラブ」。彼女らとその娘たちがそれぞれ辿ってきた過去をオムニバス形式で振り返る話。
アジア圏の移民であることと、女性であること。当時のアメリカで歩んできた道が壮絶であったからこそ、娘には同じ道を歩んで欲しくないという気持ちが強いんだろうと思った。
子どもの幸せを願わない親はいないだろうけど、親の期待に応えようとするうちに自分を見失ってしまう。
それぞれの話に出てくる女性たちは悲しくもたくましく、とても勇気をもらえたし、自分らしさを大切にしたいと思える作品であった。