ヤマト

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 嘘尽きて、月に到達 】

 何か、“成し遂げる”物語が観たくなった。と思ったらもはや、この作品以外考えられなかった。ロケット発射の映像にはさすがに興奮した。

 嘘をつき続けてきたケリー。しかしその嘘たちがコールや月面着陸という偉業に導いたのもまた事実。最後は嘘がフェイクを凌駕し、真実を世界に広め、感動を呼ぶ。
 大一番の直前でのカメラ接続不具合問題や、カラーテレビ強奪というハプニングも、長年の夢実現のスパイスになりうるかもしれない。否、なった。
 ケリーとコールの恋の駆け引きも見応え充分。バーでの出逢いや飛行デートもまた、夢がある。

 嘘尽きて、大切な人と出逢い、月に到達したのである。

p.s. 突然の水素爆発と、スカーレット・ヨハンソンの色気と、黒猫に注意。
ヤマト

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