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シャイニングのswansongのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
4.4
スタンリー・キューブリック監督特有の、私たち観客を突き放すような体温の低い世界観。

いっぽう、 野性爆弾のくっきーも裸足で逃げ出すジャック・ニコルソンの暑苦し~い顔芸。
(↑誉めております♪)

このミスマッチが、偶然にも絶妙な味わいを醸し出してますよね。

ものすごい映像を次々に繰り出しながら、状況説明を省いて話をどんどん前に進めるキューブリック。

「えっ?さっきのアレ、なんやったん?」

そういうモヤモヤが積み重なって、 あの肌寒いホテルの中で迷子になりそうな私たちを「やり過ぎ演技」で愛想よくもてなしてくれるニコルソン。

両者による「つき放し」と「もてなし」の狭間でくるりくるりと翻弄されるのが、不思議と心地よい映画なのです。

ところで、今さらですけど原作者スティーヴン・キングが紡ぎだす数々の物語は「同じひとつの世界」の出来事としてつながっており、ある作品のエピソードが、また別の作品で語られたりしますよね。

タランティーノにアベンジャーズ、 ジャスティス・リーグにゴジラにシャマラン …
最近流行りの「なんとかヴァース」という手法を何十年も前から実践してるキング先生って、 やっぱり偉大やなぁ♪

(*≧∀≦)) カアチャン、 食事中 ニ 煙草 スウナヨ!
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