スタンリー・キューブリック監督特有の、私たち観客を突き放すような体温の低い世界観。
いっぽう、 野性爆弾のくっきーも裸足で逃げ出すジャック・ニコルソンの暑苦し~い顔芸。
(↑誉めております♪)
このミスマッチが、偶然にも絶妙な味わいを醸し出してますよね。
ものすごい映像を次々に繰り出しながら、状況説明を省いて話をどんどん前に進めるキューブリック。
「えっ?さっきのアレ、なんやったん?」
そういうモヤモヤが積み重なって、 あの肌寒いホテルの中で迷子になりそうな私たちを「やり過ぎ演技」で愛想よくもてなしてくれるニコルソン。
両者による「つき放し」と「もてなし」の狭間でくるりくるりと翻弄されるのが、不思議と心地よい映画なのです。
ところで、今さらですけど原作者スティーヴン・キングが紡ぎだす数々の物語は「同じひとつの世界」の出来事としてつながっており、ある作品のエピソードが、また別の作品で語られたりしますよね。
タランティーノにアベンジャーズ、 ジャスティス・リーグにゴジラにシャマラン …
最近流行りの「なんとかヴァース」という手法を何十年も前から実践してるキング先生って、 やっぱり偉大やなぁ♪
(*≧∀≦)) カアチャン、 食事中 ニ 煙草 スウナヨ!