レディプレイヤーワン、ポプテピピックとパロディを見てからのようやく鑑賞。
映画好きの必須科目履修しました。
ホラー映画にどこまでロジックを持ち込んでいいかわからないけど、父親の変化の原因が分からず置いてけぼりになっちゃう。
どこまでが妄想で、どこからが現実で、なにがあってなにがなかったのか、見てて不安になるので、考察を読みたい。
REDRUM
2019/07/22 課題映画として見る
頭から冷水をぶっかけられるのとも、溺れそうになるのとも違う、溢した水がじんわりと布に染み込んでいくような恐怖感。
主人公が相対するのは、お化けや規格外の化け物のような超常的な何かではなく、あくまで父親(の形のなにか)であり、それ以外の異常な現象は最後の対決まで周りを固めるように「気味の悪さ」を見る人に植え付けていく。
映画のなかで語られる「あちら側」と「こちら側」の境界が曖昧になるにつれ、映画の中に没入している自分も外界から隔絶され、物語のなかにいるような感覚を与える。
そして、ジャックニコルソンの怪演により緊迫感はピークとなり、自分はダニーの立場で物語からの脱出を試みる仕掛けとなるのだ。