感心>恐怖心だった。
映画ファンが選ぶNo.1ホラー映画として名高い本作ですが、正直、映像技術が進化している現代作品に慣れている私にとっては「怖さ」というよりは巧みな演出に「感心」する方が大きかったです。
とくに、音響効果が印象的でした。
何でもないシーンなのに音一つで大分印象が変わります。冒頭の大自然の中を車が走ってるシーンにかかる音響で、あぁホラー映画の始まりだなって身構える。
スタンリーキューブリックだったら、これぐらい当たり前のようにやってのける技なんでしょうね。
ジャックニコルソンは言わずもがな、女優さんの迫真の演技がとにかく凄い。本当にサイコパスに追われているかのような表情や、動作。裏話になりますが、「リアル」を追及するために、この女優さんに対して本物の恐怖心を芽生えさせるために撮影時間外から孤立させるようにして不安心を煽るようにしてたらしいですね。(演出のためとはいえ、キューブリックさん、やりすぎだと思うけど…)
レディプレイヤー1の予習で観るべき映画No1でもあるので、是非、今すぐレンタルショップにgoです!!