ダイセロス森本

シャイニングのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
4.0
1980年公開なのに未だ人気があり、最新映画の舞台にもなってしまうという大作。だけど原作者であるスティーブン・キングはこの作品を好まなかったという話があり、制作側と観客にちょっとした溝があるのかななんて考えてしまう一作。にしても、この時代にこの恐ろしさ、見えない呪いのようなものが一家を襲っていく感覚はとても新鮮だったと思う。今みたらちょっとコメディよりなのか?とか思っちゃうけど。

私も一つ気に入らないことがあるのだけれど、とにかく主演はめちゃくちゃすごい夫。子役の演技も素晴らしい。しかしその母親、どうした?一番大事な役どころだろ、なんでそんな演技が下手なんだ…!?
これだけ最後まで違和感すぎてだめ。何それ。

続編ができるという噂を耳にしたけど、本当かな?リメイク?リブート?キングの作品は今もまだ愛されているんだなあといつも思う。これは本当にいろいろ問題作すぎて面白かったけど、SNSや最新映画「レディプレイヤーワン」で使われているインパクトの”強すぎる”シーン以外、目新しいものはないというか、あまり奇妙でも怖くもない。もう少しアトラクションっぽい怖さがあるのかと思ったので、ちょっと拍子抜けしたのが本当の感想…。
ツインズの女の子たちもべつに怖くもなにもなく…。