カザミ

シャイニングのカザミのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
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そういえばちゃんと観たことないなと思っていたところに妹も観たいというので一緒に観てみた。
雪に閉ざされた広いホテルが美しくて恐ろしくて見事。
人が沢山居るときは全然普通のホテルなのに家族三人になった途端に不気味な場所に変わるというのがすごい。
どこまでも続くような長い廊下を三輪車で走る子供の背中のどことない不気味さ。徐々に気が狂っていく父親。不穏さ漂う雰囲気が豪華なホテルに彩られていい感じになっているなあと思った。
幽霊たちが不気味でまたいい。直接手は下せないけれど、人間を唆す事によって狂気に引き込んでいくのだなあと思った。
狂気に呑まれた父親がほんと狂気って感じで不気味だった。そのわりに最後はあっさりめ。
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