“聖なる鹿殺し”
キューブリックが偉大な監督であるということに異論はないし、実際に彼が発表した「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」「博士の異常な愛情」は文句のつけようがない名作だと私も思っています。(他にも好きな作品はある)
ただ本作に関しては傑作ではあるが、流石に過大評価が過ぎる部分はあるかなと中学生ぶりに観て思う部分もあった。「悪魔のいけにえ」「エクソシスト」らといったホラー映画史上の名作にはやや劣る。
ただやはり近年の「アンダー・ザ・スキン 種の補食」や「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」などにも影響を与えた曲使いやこだわり抜かれたシンメトリーな構図は見事という他ない。
奥さん役の女優の顔が凄すぎるのと「レディ・プレイヤー 1」でも再現されたあのシーンは言わずもがなテンション上がりました。感想おわり。