ダルガリアン

シャイニングのダルガリアンのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
3.8
音楽は全編通して不気味なニュアンスを与え続ける。
ただしなんだろう、自分の中の怖さの基準に当てはまらなかったので、初見では序盤はただただ退屈だった。
後半に伏線の回収と共に話が大きく動くが、私にとってはホラーではなくバイオレンスアクションだった。

多分わかっててやってる突っ込み部分も多いので、コメディ的でもあり、ハプニング映画でもあり、要素が色々てんこ盛りで、冷静に振り返るとやはりこれは一流のエンターテイメント作品の一本だった。
たまに思い出しては食べたくなるラーメンのように、作品の全体像を把握して尚もう一度観たくなる。
視聴し終わってから満足度と再視聴欲求が高まってくる稀有な映画。