抹茶マラカス

シャイニングの抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
4.7
Filmarksレビュー800本目!100本刻みを意識し出してからは、節目をトム・フーパー、スピルバーグ、タランティーノなど名監督に捧げてるので今回はキューブリックに。次はノーランかヒッチコックかフリードキンかポンジュノか。ちなみに300本目がレディ・プレーヤーワンなので500本越しの伏線回収。

 あまりにも扉のシーンが有名すぎるが、初鑑賞。どうもスティーブン・キングの原作と全く違う話で、キングは激怒しているらしい、なんて話も聞くし、なんならレディ・プレーヤー1でちょっとしたネタバレもくらってるし、続編「ドクター・スリープ」のポスターが鏡文字でMURDER=殺人だなー、とか思ってたらそれも本作のネタバレだったと気づくことになった。
 いわゆる暴力が発生して、追われる怖さが生まれるのは本当に終盤だけなのだが、正直言って2時間ずっと怖い。不気味な重低音が不穏さを掻き立て、気持ち悪いぐらい綺麗に左右対称な一枚絵、永遠に続きそうな廊下、時々差し込まれるまっこと不穏なカット、日常パートなのにずーっと追いかけられている気がするカメラ、すべてが恐怖心を煽り続ける。
 すべてが反転していないRED RUMに、いまいち仕組みやできることが分からないせいでもうちょっと使えばなんとかなりそうだった超能力"シャイニング"、そして鏡と写真。やっぱりミステリマニアとしては館と庭の力は信じたいので、そこの狂気に呑まれる父親、元々狂気が見える子どもとシェフ、気づかない間に自分も狂気に取り込まれた妻、そんな感じかなーと。でも説明つかないの多いな、なんて思ってたり。
 既に色んな解説・解釈が出回っているので鑑賞後に読んで、なるほど納得と自分の考察力の無さにも絶望する。
 で、「ドクター・スリープ」ってこの映画の続編なの?キングの原作小説の続編の映画化なの?