とみぷー

シャイニングのとみぷーのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
4.5
続編がもうすぐ公開ということで久し振りに鑑賞。まったく最近の続編ブームには辟易してしまう(と思ったが、そんなの今に始まったことではないと猛省。スターウォーズが楽しみだなぁ)。個人的にはジャックニコルソンのあの顔よりもオープニングのあの美しさに心打たれてしまう。一番好きなシーンかもしれない。不気味なほどシンメトリックな画面構成、意図的な現実と悪夢の歪な境界線。これぞキューブリックであり、これぞスティーブンキングである。確かにキングが怒る気持ちも分かるのだが(スティーブンキングが自らの半生や戒めを込めて作った作品であるため)、一本の映画としてはクオリティが高いのは否定できない。先述した超有名なあのシーンが出てくるのは本編終了20分前。語り口の見事さにため息すら出てしまう。キューブリックとキングの魂を受け継いだとされる続編が本当に楽しみになってしまった。

ホテルの管理人の仕事って最高ですよね。永遠映画観られるやん。
とみぷー

とみぷー