ホラーの金字塔として有名な本作、初めて鑑賞しました。
怖…くはなかった笑
冒頭の空撮、絵画的で印象的なショット、三輪車を初めとする独特なカメラワークなど、絵的なインスピレーションに溢れていて、多くのフォロワー、オマージュ、そしてパロディが生まれたのも納得。すごい尖り方だ。
しかし尖っているが故に真似がされやすい時代の産物というのか、あまりに個々のインパクトが際立っているので、パロディとしてしゃぶり尽くされてしまい、なんだかこのオリジナル自体がコントライクに見えてしまいました。
特にジャック・ニコルソンの演技。
凄いし、当時はインパクト絶大だったのでしょうが、漫画的、記号的にオーバー過ぎて、もはやディカプリオがふざけて真似してるジャック・ニコルソンに見えてしまう。たまに加藤茶にも見える。こっちが本人なのに笑
というわけで”怖いホラーの金字塔”という側面では、ちょっと肩透かしの印象になってしまいました。
