こぼちゃん

ANORA アノーラのこぼちゃんのレビュー・感想・評価

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)
3.8
監督・脚本・制作 ショーン・ベイカー。

第77回カンヌ国際映画祭でパルムドール賞、第97回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞の5部門受賞。

派手な世界の大富豪と買春婦の恋、夢のシンデレラ・ストーリー「プリティ・ウーマン」とは違い、リアルな階級差のある恋の悲哀を描く。

主演はマイキー・マディソン、共演はマーク・エイデルシュタイン、ユーリー・ボリソフ、カレン・カラグリアン、ヴァチェ・トヴマシアンほか。

ニューヨークでストリップ・ダンサーをして働くアニーこと、アノーラ(マイキー・マディソン)は、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)の息子イヴァン(マーク・エイデルシュタイン)と出逢い恋に落ちる。

彼がロシアに帰るまでの一週間、1万5千ドルで契約彼女になる。パーティーにショッピング、ドラッグ。贅沢三昧の日々を過ごし、勢いでラスベガスで結婚。幸せだった二人だったが、娼婦と結婚したと噂を聞いたロシアの両親は猛反対し、警護していたアルバニアの部下に命令を下す。

★夢のシンデレラではなく、階級差のある恋の悲哀。儚い夢の一瞬。

★前半は、あくまで仕事のアニーに対して、親の金は有り余っても思慮深くないアホなオリガルヒの息子のヴァーニャは、パーティ、ドラッグ、酒、セックス三昧。アメリカ人の市民権に憧れる💋🎉🍾。

★後半は、階級意識や偏見、貧富の差に抗うアニー。一方で男性の母親も胸糞だけど、一番の胸糞はオリガルヒの息子。お目付け役が来ると、彼女を残して逃げる。他のストリッパーとよろしくやってるなんて許せない💢💢。

★アニーも普段は心を許さないけど、男に騙され、一瞬、儚い夢を見てしまった。分かるよと抱きしめてくれる優しいお目付け役の部下🥀🥀。

昨日、次男が帰ってきて長男と二人で、昔通ってた早稲田のある高田馬場まで歩き懐かしい弁当を買いハイボールを飲んだみたい。お土産にどっさり鶏唐と茄子の油炒め、ポテサラの入った490円の弁当を2つ貰いました🍱🍱。

二人にとっては、思い出の場所、大好きな弁当。微笑ましい休日のひととき🥰🥰。
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