“紳士淑女、その間にいる全ての人へ”
スペイン語圏のキレキレミュージカルは“イン・ザ・ハイツ”振りで嫌いじゃない。マイノリティーを歌い表現する今回のテーマも、彼女達の演技も(特にゾーイ・サルダナ)、それぞれの演出も結構好き。
アカデミー賞に最多ノミネートされているミュージカルなのに様々な理由で賛否が分かれてしまっている今作。主演ガスコンの炎上事件がなかったらもっと国際的にも評価されて、日本でもヒットしていたのかな?それともそもそもほとんどの日本人はその事実も興味ないくらいだったのかな。今年は作品賞の“アノーラ”ですら盛り上がらないという感じだから…。