さあさい

河童のクゥと夏休みのさあさいのレビュー・感想・評価

河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)
4.6
ある家族が河童のクゥに出会う、夏のお話。
物語が進み人間の醜悪の姿をみて悲しくて、自分が人間なことが嫌になるけれど。康一の家はごく普通の家族で、それが嬉しい。
原恵一作品は絵柄と風景と人物と、優しくて懐かしくて、この世界と人間を正面から描いて、「どうして人間は変わっちまうんだろうなぁ」「まるで人間の住処だなぁ」そんな台詞がすっと胸を突く。
クゥまたどこかで会おうね