【『ミンナのウタ』の続編です】72点
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監督:清水崇
製作国:日本
ジャンル:ホラー
収録時間:107分
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2024年劇場鑑賞16本目。
この時期に16本目って自分の中ではやばいです。遅過ぎて。。
さて、なかなか評価の高いJホラーだったので急遽レイトショーにて。待って。しっかり去年の『ミンナのウタ』の続編でした笑 前作を見ていなくてもついていけますが、キャストも結構前作通りのところもありますし、あの禍々しい家族の一面をさらに継続的に鑑賞できる面白さもあるので、見ておいた方が良さそうです。72点ですが、自分の中ではJホラーとしてはかなり高い方です。確かに、駄作でつまんねえな、とも思わないまずまずの作品でした。ただ、やはり前作の方が怖かったかな?GENERATIONSが一切出てこないので、前作ほど話題になっていない印象です。
臨時講師として、夏休みの補習を担当することになった君島ほのか。たった数人しかいない教室で補習をしていたところ、1人の生徒が不可解な死を遂げるのだが。。
『ミンナのウタ』で耳にたこができるくらい聴かされたあの鼻唄が今作でも炸裂します。冒頭は、正直君島ほのかを演じる渋谷凪咲の演技が微妙だなあと思って作品に集中できませんでしたが、Jホラー最速クラスの事故シーンから意外にもテンポよく進んでいきます。中盤、例のあの家に行ってからは、ストレスをあまり感じないまま事が進んでいき、中々良かったのではと感じました。というか、製作陣も、前作で意外にも反響があったあの人を意識的に多用していますね笑 その方も味を占めたのが、前作よりさらに気合が入っていたように思えました。この方々の怪演?により、怖いを通り越して最早面白くなってしまい、結果的に楽しめてしまいました。ゲーセンのシーンは斬新でしたけど、なかなかカオスで笑ってしまいました。なんだろう、普通に見たら気持ち悪いのですが、あり得なさすぎて不思議と笑いを誘われてしまいます。しかし、これらは挑戦的であり褒められる要素であると思います。
下半身だけ見えて、道を歩いていくあのじめじめした雰囲気もJホラーならではで良かったです。度が過ぎたCGやメイクに関しては少し嫌気がさしましたが、総じてまずまず楽しめるJホラーなのではと感じました。ツッコミ所はあるものの、それはホラー映画全般に言えることなので許容範囲でしょう。滅茶苦茶怖いとは言い難いですが、印象に残るシーンは結構多いと思います。前作『ミンナのウタ』がいけた方は、今作もいかがでしょうか?