階上での優雅な英国貴族の生活と階下の使用人の、住む世界を違いを鮮やかにあぶり出すアルトマン渾身の群像劇。
その中で起こる殺人事件は王道サスペンスでありながら、あくまでも主軸は大勢の人間が絡み合う人間…
キャストがすごい…。
ほぼほぼダウントンアビーなヒューマンドラマサスペンス。時代物特有の音楽が、ものすごーく古臭いけどイイ。マギースミスの正装は美しいのう。
貴族と使用人の間にはふかぁい溝がある。使…
このレビューはネタバレを含みます
登場人物が多すぎて、人間関係や名を覚えるのは早々にギブアップ。でも飽きずに観られるのは、貴族や使用人達の世界を覗き見られる面白さかな。
使用人達が食事する席順と、貴族達の席順が同じとか。
殺人事件が…
舞台は戦間期イングランドの貴族邸宅ゴスフォード・パーク。そこで行われるキジ狩パーティに集う貴族とその召使い達によるロバート・アルトマン監督らしい群像劇。前半は彼らの背景や歪んだ生活が、後半は殺人事件…
>>続きを読む「お茶は4時、ディナーは8時、真夜中には殺人を」ってちょっとオシャレじゃん!?
このキャッチのおかげで、上げあげ期待。
そんな私のスノッブ感情さておいて
使用人たちが
切なくも、いい。
どんなラ…
淡々と綿密に、当時の貴族と使用人はこんな感じですよと描かれ、ドラマティックな盛り上がりが薄く、序盤は人物名と相関図がちんぷんかんぷんであった。にもかかわらず飽きずに楽しめた。
要であるはずの殺人事…