テイアム

死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケットのテイアムのレビュー・感想・評価

4.2
邦題は『死霊のはらわた3 キャプテン・スーパーマーケット』で、ジャケットには『Army of darkness(闇の軍団)』と表記されているが、実を言うと本当の原題は違う。
DVDを再生すると、タイトルはこうなっている。

『ブルース・キャンベル vs Army of darkness』

!!

もはや主人公がアッシュであるという設定すらかなぐり捨ててしまったのか、ブルース・キャンベルの魅力的をみんなで存分に楽しもうという素敵で爽快な作品となっている。(一応主人公の名前はアッシュ)
ここまでくるとホラーやスプラッターコメディという言葉はもはや当てはまらず、完全オリジナルな中世タイムスリップ・アドベンチャー。
そう、タイムスリップするんです。前作の終わりで異次元空間(?)に吸い込まれたアッシュは中世に飛ばされ、またしても死者の書を巡るドタバタに巻き込まれていくというお話になっております♪
相変わらずの1人芝居とコントは健在で、元々やりたかったことや、二作目を製作している途中で何となく思い付いたんじゃないかと疑いたくなるような突拍子もない展開とギャグの連続にここでもサム・ライミの趣味が爆発。
とにかく何でもかんでも詰め込んだ感のある振り切れ具合が気持ち良く、もはや1作目のホラー要素など皆無でシリーズ物という感覚なんて関係ないと言わんばかりの展開に、いつの間にかブルース・キャンベルの魅力に取り付かれてテンション上がって楽しんでいる自分に気付きます♪
呪文忘れたっていいじゃない!
ゴニョゴニョ誤魔化してるアッシュが可愛くて最高に笑ったし、チビアッシュたちとの不毛な戦いに一体何分割くつもりなんだと突っ込みたくなる♪

ラストはまたしても予想を裏切ってSFチックな展開をぶっ込んでくるサム・ライミ、素敵すぎる✼
夢のような三作品は是非ともセットでどうぞ★

ちなみに邦題の『キャプテン・スーパーマーケット』とは、中世の世界にタイムスリップした主人公のアッシュが、自分の勤めているスーパーマーケットのアイテムを駆使して活躍する所から、らしいよ。