かつて自分の行為でヒーローチーム(ホンモノ)を解散させてしまった元リーダーのレッドが、なぜだか思い詰めた表情で、うらぶれた生活を送る元メンバーや怪人の生き残りを殺して回る。
うーむ・・・「うまれる」は良かったが、コレはなあ・・・。
主人公がキレると何しでかすか分からない、レイプ魔の殺人犯にしか見えないので、1ミリも感情移入出来ないし、こんな奴をリーダーにした他のメンバーも同様。
唯一の感情移入キャラが弱い怪人てw
そもそも贖罪の行動と言うが、なぜコレが贖罪なのか?それも何十年も経って?さっぱり分からない。
現実を受け入れられない主人公の、周りを巻き込んだ復讐と見えなくもないが、それなら対象が間違ってて、復讐すべきは君らを無理矢理ヒーローに育てた変な組織だろ。
終始、何がやりたいのか不明なまま、狂った主人公に完全に置いてきぼりにされてしまった。
いっそヒーロー設定は無くして、衝動を抑えられない男の内面の分裂の話にした方が、まだついていけたかも知れない。
まあやりたいこととは違うのだろうけど。