空間がシンプルで、ゴチャゴチャした近代都市じゃないから構図の凄さが際立つように思われる。シンプルでもこんなにキマる!『イワン雷帝』にも受け継がれる極端な遠近のつけ方(階段の下と上、のように高低差の場…
>>続きを読む『戦艦ポチョムキン』のセルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督が、メキシコの受難の歴史とたくましい土着文化を描いたモノクロ映画です。1939年に撮影されたのち制作が中断され、1979年に助監督のグリゴリ…
>>続きを読む海外資本に見放され、
最後まで撮影されなかったソ連映画、のディレクターズカット。
1931年撮影、編集は79年。
プロパガンダは薄い。ある意味、検閲されなかった幸福なソビエト映画と言えるかも。
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短編のモキュメンタリ―と物語映画を組み合わせ、更にそれを編集者自身が紹介するというメタ的な構成になっている。期待していたほどではなかったが、まずまず満足した。
ハンモックと首飾りの多重露光、動物のつ…
こんなん撮ってたんかエイゼンシュテイン…
プロローグで助監督のアレクサンドロフが語る撮影のいきさつがものすごくばっくりしてて、そこが一番面白かった。次に面白かったのはマリアが幽閉されてた部屋から平気…
メキシコ好きを言うなら見ておくべきと。
エイゼンシュタインの未完作だが、響くショットが次々で魅了。
ソンブレロとポンチョをこんなに格好良く撮るなんてまさにメキシコ万歳だわ。
名も無きメキシコ青年の面…
キマリまくりのショットの連続。なぜキマッてるショットってキマッていると感じるのだろう。平凡に過ぎ去るのではなく、めちゃ凄いと感じるのだろう。不思議。絵画ではキマリすぎているが故に構成に凄みを感じず、…
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