灰toダイヤモンド風に言えば「どこからやってきたのとか誰に認められたとか荒削りなまま君に出会えた」みんな大好き運命の二人が、最後にはまたかつてのような損得を超えた関係で出会う話
陸上だけに限らないけど、スポーツはそれぞれの人の全盛期というか輝く時期があって、それに影響を受けた人がまたその競技を発展させてくのが群像劇で描かれて良かったけど、逆に運命の二人をもっと因縁で描いても映画としては強度があったかも
おそらくロトスコープ手法が一番使われてる部の存続のためにリレーに向かう高校パートが金網越しの会話など一番面白かった
電車の接続音のところが顕著だけど、音の演出もめちゃくちゃカッコよかった
雨の長回しのところもすごいし、正面で向きあい、二人が立ち話パートがもっと違う見せ方があれば(カットを変えることで単調にはしてないが)更に最KOOだった
原作も読んでみたい