みあせぶ

フロム・ダスク・ティル・ドーンのみあせぶのレビュー・感想・評価

4.1
“信仰心のない牧師か、
それとも凶暴な神の使徒か?”


脚フェチ界の帝王タランティーノがやりたい放題!!!タランティーノ映画が苦手な方は即座に回れ右をして帰った方がいいB級映画です。

これから観る方はネタバレしたら面白さが95%失われるので前情報なしで観てください。レビューやあらすじにガッツリ書いてある場合があるのできをつけてくださいね。この私のレビューでは肝心なネタバレは避けようと思います💪

『グラインドハウス』だけ鑑賞済みなので、ある程度「こういう路線で攻めてくるだろうな」という予測はついていましたが、いい意味で想像通りでした笑

ジョージ・クルーニーとタランティーノというBIGな兄弟による逃避行が主軸ですが、クールなジョージ・クルーニーは良いとして、いかにも狂った変質者のタラちゃんが気持ち悪い〜〜〜〜笑
メガネの奥の瞳が完全に凶悪犯の目でした。これはやばいぜ…

元牧師とその娘&息子が加わっていかがわしいお店(酒場)に行くのもなんかシュールでした。教育上よろしくないので人には勧められません。ムード作りも凄かったので、その後の後半の衝撃度が増しました笑

ラストでようやくタイトルの意味が理解できて、『デス・プルーフ』のようねスカッと感を覚えました。ああ好きですね。タランティーノに魂を売った人or売りかけてる人は是非観てほしい一作。
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