牛猫

フロム・ダスク・ティル・ドーンの牛猫のレビュー・感想・評価

3.4
メキシコ目指して逃亡中の凶悪兄弟2人組と、その人質となった牧師一家が巻き起こすドタバタ劇。

やりたい放題のジョージクルーニーとタランティーノ兄弟。彼らの理不尽な破茶滅茶っぷりを楽しむ映画だったのかと、とにかく前半はあまり乗れなかった。

いつ引き金が引かれるのか、スイッチがどのタイミングで入るのか。一歩間違えば殺されるという状況にハラハラ。
不運にも人質となった家族が気の毒だとしか思えなかった。

と思っていたら、後半から化けた。
まさかの展開の連続で、完全に違う映画に変わってしまった。
酒場で繰り広げられる出来事がとても華やか。
ここにきて牧師の設定も謎に生かされてるし。
なんだかよく分かんないけど凄いものを見た気がする。
牛猫

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