メイプルわっふるG

フロム・ダスク・ティル・ドーンのメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

4.2
凶悪犯ゲッコー兄弟が取引相手と落ち合う店は客を選ぶエサ場だった。
営業は"フロム・ダスク・ティル・ドーン(日没から夜明けまで)"。

監督ロバート・ロドリゲスを始めキャストが豪華(私見)。
倫理観や矛盾点など度外視、ノリが良ければ万事オッケーなB級感が好き。

ポリシー持って強盗をする兄役のジョージ・クルーニー。
むやみやたらと犯して殺すサイコレイプ魔の弟役タランティーノ。
唯一の良心ハーヴェイ・カイテル。
まだ若くて引き締まっている店主のトレホ兄貴。
股間マグナム紳士のセックス・マシーン、トム・サヴィーニ。

ラストの店裏に広がる大風呂敷に、単純なお約束で終わらせない、やってくれたという満足感・達成感。
安心して何も考えなくてよい作品。むしろ考えるのは無粋というものか。


2020.08.30 シネフィルWOWOW