サムネイルを見ただけでは分かり難いけど、スポンジ・ボブのライバルであるプランクトンを主人公にしたスピンオフ。他の「スポンジ・ボブ」シリーズと同様にビキニタウンが舞台で、スポンジ・ボブを筆頭に主要キャラクターも登城する。
このプランクトンというのは原作者であるステファン・ヒーレンバーグを投影したキャラクターなのだそうで、職業が海洋学者というのも同じである。
もうひとつ同じなのが、奥さんの名前がカレンであるという事。本作はプランクトンとカレンが、例によってボブが働いているレストラン「カニカーニ」のレシピを盗もうとする中で勃発する夫婦喧嘩の様子を描いている。
と、真面目に作品の基本情報を書き連ねてみたけど、実際の内容は相変わらずぶっ飛んでいて、ツッコミやオチをベースにした日本人の笑いに対する感覚とは完全に別世界。でも、そこが良いのだ。
終盤では映画版「スポンジ・ボブ」恒例の実写シーンも有り。出てくる俳優さんに知っている人はいないし、みんな演技が大根で笑っちゃう。
ちなみに今レビューを書いているデスクには、スポンジ・ボブに登場するキャラクターの小さなフィギアが並んでいます。悩み事がある時に眺めると癒される。