井浦新と水原希子の観る
人口激減の近未来。延命措置の
為富裕層の人達はクローンを所
有していた。死期迫り療養中の
新次はクローンと対面するが
「それ」と呼ばれるクローン新しい命を
手にする為には「それ」の命を奪わねば
ならない
「それ」と新次の二役になる井浦新の素
晴らしさと美しい映像。テーマもそれほ
ど難解ではなさそうなのにほぼ何も残ら
ず。予告は良さそうだしキャストも良い
のに残念ながら何も残らずで理解力低い
のかなとも考える
新次をサポートする水原希子演じる臨床
心理士の存在やら新次が回想する過去や
ら「それ」との対話やら多くが余りにも
断片的過ぎるような。それでいて一部は
映像で見せず後追いの言葉で説明してる
のもあったり
一作品としての世界観は統一されてる様
に見えたのでもう少し余白を少なくして
くれれば。「それ」との対話での新次の
思いが売りの映画なのか宣伝等でそこは
観る前から分かってる。分かってるのに
映像からは伝わらない。これは何だか変
な気分でした
そうは言っても甲斐監督「赤い雪」と似
てる空気感は嫌いでないので次作公開さ
れれば観てしまうような気はしますが