ショコラ

パッション・ダモーレのショコラのレビュー・感想・評価

パッション・ダモーレ(1980年製作の映画)
3.6
ハンサムな軽騎兵将校(ベルナール・ジロドー)が、醜女にストーカーされる格調高い?カルト作品。

「アデルの恋の物語」にも似た、病的なまでの女の情念。

病弱でヒステリックな哀しい女フォスカを、ヴァレリア・ドビチが熱演。

まるで骸骨の様な怖い顔。

ホラー映画の様に彼女が登場する度、息が止まる。

主人公ジョルジョには不倫中の美しい人妻クララ(ラウラ・アントネッリ)がいる。
(ラウラさん、グラマー美人だけど老け顔だと思う)

しかもこの女性が、意外にも寛容な女性だったのには驚かされた。

「色男はつらいよ」と、サブタイトルでも付けたくなる、何とも不可思議な悲喜劇。

軍医役で、ジャン=ルイ・トランティニャンが出演していたのが嬉しかった。







 
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