さえき

ホビット 決戦のゆくえのさえきのレビュー・感想・評価

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)
4.5
ホビットは公開やDVD発売当時、思いがけない冒険を繰り返し繰り返し観た記憶があって。それなのに竜に奪われた王国は薄っすら。決戦のゆくえのストーリーの記憶はほぼ無かった。数年ぶりに観て、なんでこんな記憶に差があるのか分かった。
決戦のゆくえは切なすぎる…!!!!
切なくて悲しくて避けてたんだった。。

推しはまとめて居なくなってしまうし。
ドワーフとエルフの悲恋は切ない。キーリを抱きしめながら涙を流すタウリエルは美しいけど、全てが終わってからやっと結ばれる2人は悲しすぎる。タウリエルが、これが愛だというなら消して欲しいと懇願するシーンは切なさに追い打ちをかけるし、そんなタウリエルにスランドゥイルがかける優しくも残酷な言葉で撃沈する。
スランドゥイルのレゴラスへの愛も上手く伝わらなくてすれ違って切ないし。
トーリンとビルボの最期の友情の会話も苦しい。トータルで考えてトラウマになるレベルの切なさ悲しさで観るのを避けたくなる。笑
やっぱり思いがけない冒険が1番安心して観てられていいな!!!
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