Atomy

ミリキタニの猫のAtomyのレビュー・感想・評価

ミリキタニの猫(2006年製作の映画)
2.9
NYに住んでいたとき、たくさんのホームレスを見かけた。彼らは歌っていたり演説していたり、とても個性豊かで、日本とは全然違った。

そんなNY,SOHOの街角で猫の絵を書いているおじいさん、「ミリキタニ」の物語。
サクラメント生まれで日本育ちの彼が、なぜアメリカでホームレスになったのかが少しづつわかってくる。

戦前、多くの人がカリフォルニアに移住した。そしてWWⅡが始まると彼らは強制収容所に入れられた。(ミリキタニもこの一人だった。)
そのことは知ってたけど、一部の人がアメリカ国籍の放棄する書類にサインをしていたなんて知らなかった。
歴史の隠れた部分を垣間見ることができる。

映画としては、ただ時系列に撮っているだけで特に工夫はない。
ときどき、女性監督とミリキタニの親子のような関係がカメラに映るのが個人的には興味深かった。