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シマロン峠の待ち伏せのHKのレビュー・感想・評価

シマロン峠の待ち伏せ(1958年製作の映画)
3.4
日本未公開&未ソフト化&CS初放送。
モノクロ・ワイド。
『ローハイド』でブレイク前の脇役時代のクリント・イーストウッド(当時28歳)が出演したレア西部劇。
邦題は原題の直訳(”AMBUSH AT CIMARRON PASS”)。

南北戦争後、元北軍兵士の騎兵隊と元南軍の一団が遭遇し険悪な雰囲気になるも、アパッチの襲撃を受け共闘することに・・・

イーストウッドは脇役ながらクレジットは主役2人(知らない俳優)に続き3番目。ジャケ写の右。
元北軍に敵意むき出しの血気盛んな若僧役で、一団の中では一番若く一番高身長。

私がこれまで見た中でも最も若くシワのないツルンとした顔のイーストウッド。
それなりに目立ってはいますが、イーストウッド本人は完成した本作を観て、もう俳優を辞めようかと思うほど落ち込んだと後に語ったとか。

最初からハードルを下げていたにせよ、映画はそれなりにきっちりとした出来で、私は思ったより楽しめました。
一番の悪人は白人の武器密売人で、インディアンを必要以上に悪役扱いはしていない感じ。
しかし、ちょっとこれは意外なラスト。
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