キャサリン子

エリン・ブロコビッチのキャサリン子のレビュー・感想・評価

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)
4.0
巨大企業を相手に、史上最大級の集団訴訟に勝利した実在の人物、エリン・ブロコビッチの活躍を描いたヒューマン・ドラマ。


エリン·ブロコビッチ。離婚歴2回、3人の子持ち、学歴無し、貯金残額16ドル。
法律事務所で働く(半ば強引な方法で)ことになったエリンは、ある日、不動産案件の書類に医療記録が含まれているのを見つけ、違和感を感じます。
調査する内でエリンは、PG&E社が六価クロム汚染の隠蔽を図っているとの確信を得ます。

エリンは、「大企業相手に訴訟を起こしても勝ち目はない」と反対する老弁護士のエドを焚き付け、関わり合いを避けたいと言う住民たちを説得し団結させ、企業からの脅迫に臆することなく、クロム汚染により病気を患った近隣住民らのために身を粉にして勝利のために奔走します。
そして、大企業を相手に全米史上最高額の和解金を勝ち取るのです。


気が強く口は悪いけれど、どんな時もアグレッシブな彼女の姿勢。人として尊敬します。
ラストはスカッとしたと同時にホッとし、思わず涙が…(泣)
被害者の一人、ドナと抱き合うシーンは胸が熱くなりました。
キャサリン子

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