みおこし

エリン・ブロコビッチのみおこしのレビュー・感想・評価

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)
3.8
女手ひとつで3人の子供を育てながら、職探しもままないシングル・マザーのエリン。信号無視の車に衝突されたことから、弁護士のエドワードに弁護を依頼するが、彼女の社会的信用が低いために金目当ての当たり屋と判断され、敗訴してしまう。勝てるはずの裁判で敗訴したことに激怒し、だとしたら仕事を与えるようにエドワードに頼み、事務所で働き始めるが...。

ずっと観たかった一本!ジュリア・ロバーツは本作でオスカーを獲得したということで、実在の女性環境活動家エリン・ブロコビッチのなりきりぶりがすごい!Fワード連発するし、常に露出度高めのファッションに身を包んでいるその姿は、なんだか今まで観たジュリアのイメージと正反対。オスカーも納得の熱演でした。
学も金もないけれど、ガッツだけは人一倍あるエリンが、絶対不利な状況から形勢逆転させていく様子がとにかく爽快に描かれていて、働く女性は誰しも共感すること間違いなし!気持ちよかった〜!

一見煮え切らないおじさんだけど心優しいエドワード役のアルバート・フィニー然り、エリンを支えることになるバイカー役のアーロン・エッカート然り、助演陣も豪華かつ魅力的。特に本作でのアーロン・エッカートのイケメンっぷりはとにかく絶品(笑)。あんな風に陰から支えてくれる素敵な存在を見つけられたのも、エリンの人徳なのかもしれません。

仕事に打ち込みすぎると大事なことが見えなくなる、というのは永遠のテーマですが、本作には仕事も家族も両立させるために奮闘するカッコいい女性の鑑が主役。今仕事が辛い人ほどぜひご覧になっていただきたい一本です!
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