狂王キシリトールヴィヒ2世

エリン・ブロコビッチの狂王キシリトールヴィヒ2世のレビュー・感想・評価

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)
5.0
人間の尊厳の問題。人権の問題。民事訴訟はかけがえのないものを賠償金で補填する。もちろん原告は(被った損害のせいで)お金を必要としているし資本主義社会の絶対的価値観はお金だけど失ったものはお金では絶対に変えられない。利益のために人の生命や健康が脅かされることがあっていいはずはない。悔しさと歯がゆさ。勝ち取ろうとしたもの勝ち取ったものは和解金だけじゃない。尊厳であり未来の安全であり正義であり。人は尊重されなければいけない。ジュリアロバーツ演じるエリンブロコビッチがめちゃくちゃかっこいい。そのかっこよさは何らかの形で認められなければいけない。