映画館に行けなくて禁断症状が出たので、しかたなく家のBDコレクションからこれをチョイス。因みに未見でした。何故観てもないBDコレクションがあるのかは話すと長くなるので割愛。(やましい理由ではありません)
タイトルは勿論知ってたし、ジュリア・ロバーツが主演なのも知ってたけど、こんなお話しだったんですね！もっと軽いコメディテイストかと勝手に思ってました( ￣_￣)
裁判物で結構重い内容だけど、すごく上手に観客をひきつける事に成功しています。監督はS.ソダーバーグ。彼の作品としてはかなり観客の心情に訴えてくる演出で、知らずに観たらソダーバーグ作品だとは気づかなかっただろうなと思います。
色々不自然な部分はあれど、そこは元が実話だと言うリアリティと、ジュリア・ロバーツの演技力でカバー。あんなモデルみたいなルックスのシングルマザーって点でリアリティないけど観てる間はその事すら気になりません。
実際の企業名が劇中で出て来ますし完全に悪者扱いですが（実際悪者なので）この企業はこの作品の本国公開から約1年後に経営破綻してるみたいですね。そんなところも興味深いです。
導入部分もとても自然で、話に引き込まれるまでが早く。こんな映画ばっかりだったら家で観るのも楽なのになと思わされました。
この作品が公開された時代は今みたいに映画館に通ってなかったので（別の趣味に夢中でした）今思えば当時映画館で見てその後誰かとこの作品について語り合わなかったのが悔やまれます(ーー;)
