肉鹿

コニー&カーラの肉鹿のレビュー・感想・評価

コニー&カーラ(2004年製作の映画)
3.5
底辺ショーガール2人組が目撃したのは殺人現場。顔を見られた殺し屋から命からがら街を抜け出し、たどり着いたロスで正体を隠すために就いた仕事は男性と偽ったドラッグクイーンだった。

底抜けに明るくて楽しい😆
うだうだ悩んでも仕方ないからとりあえず明るい方に走れ!ていう行き当たりばったり感で映画全体が進んでいくんだけど、どんどん上手くいくのが面白いところ。
女だとバレないようにする動作はかなりゆるくて(そもそも骨格がどうしようもなく女性)コメディなんだけど、マイノリティのゲイの人たちの中でさらにマイノリティになってる姿はあべこべでなんか楽しい!

さらに、一目惚れしてしまったけど男だと思われてる男性とのあべこべな恋愛模様も展開されてずっと軽やかで賑わってる。
ただ、たまにシリアスにドラッグクイーンたちの世間からの冷たい扱いも描かれるから実は深い話なのかも、、とか思って引き込まれてました🤔

それでも主演を演じたふたりのコミカルな魅力がずっと華々しく画面を彩って優しくて多幸感のあるラストに、見た人みんなの心をすこし軽くしてくれるよいコメディ作品だと思う。
肉鹿

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