バナバナ

コニー&カーラのバナバナのレビュー・感想・評価

コニー&カーラ(2004年製作の映画)
4.0
コニーとカーラは二卵性の双子の姉妹で、全く売れてないが、一応舞台を生業にしているプロの歌手。

彼女たちは元々歌は上手だけど、質素な衣装で昔のミュージカルナンバーを歌うので、ダサくて全く客から相手にされていなかったのだが、
ロサンジェルスのゲイバーでは、ドラッグクイーンの大げさなメイク、派手な衣装が、古めかしいナンバーによく映える。
歌手を辞めるつもりだった彼女たちが、ドラッグクイーンに化けたお蔭で、たちまち人気者に…という話です。

まず、アメリカのゲイバーって、こんなにミュージカルナンバーが好きなの?
ミュージカルじゃなくても、70年代の懐メロロックでも商売成り立ちそうだけど。
それに、アメリカのおネエにも、簡単に女性だと見破られそうだけどねw。
しかし、ゲイ仲間のノーマルな弟への片思いなども絡めて、コメディータッチで進んでいきます。

全体的に、展開は先が読めて、極めてユルいコメディーなんだけど、このユルさが気持ちいい。
ホンワカ楽しみたい時に、お薦めの作品だと思います。
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