Gena

コニー&カーラのGenaのレビュー・感想・評価

コニー&カーラ(2004年製作の映画)
2.8
アメリカの田舎にすむコニーとカーラは小学生のころから歌ったり踊ったりが大好きで、二人でチームを組んで人前でパフォーマンスをするようになる。(それもくそダサいやつを、、、)
そして(同じ年代の女性としては恐ろしいことに)20代半ばのいい年になってもまだ同じことを続けていた。

そんなある日、雑なきっかけから事件に巻き込まれ、二人は身を隠すためにLAへと逃亡する。その先で身を隠しながらもこれまでのようにパフォーマンスをして収入を得る手段として見つけたのがドラァグクイーンだった。

この作品をドラァグクイーン系って呼ぶ人がいるけど、私は物足りなさを感じた。取り巻きの人たちは確かにドラァグだけど、本人たちは生まれつきの女だしね、、、ここでの仮装≒ドラァグは、B級映画についてくるおまけみたいな扱い。

女性が女装することで得られる解放感、なぜありのままの自分ではこんな気持ちや周囲からの評価は得られないんだろうという違和感が描かれている点はとても新鮮だった。
でもそうだよね、ちょっとわかる気がする。
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