みおこし

コニー&カーラのみおこしのレビュー・感想・評価

コニー&カーラ(2004年製作の映画)
3.6
過去鑑賞。

幼い頃から親友同士のコニーとカーラ。売れないシンガーである2人は、今日も客の入らないバーでのパフォーマンスに勤しむが、ある日帰り道に麻薬の運び屋が殺害されるところを目撃してしまったことから身を隠すことに。ロサンゼルスにあるゲイ専門のナイトクラブで、女性であることを隠しながらドラァグ・クイーンとして働くことになるが...。

あらすじを書きながらようやく気付いたんですが、これ『お熱いのがお好き』の翻案なのでは...?!完全に元にしているのかどうかは調べきれなかったものの、性別が入れ替わっただけで基本のストーリーは同じでした。そう考えるとデヴィッド・デュカブニーはマリリン・モンローが演じた役か...!(笑)

トニ・コレットもニア・ヴァルダロスも、二人とも元々目鼻立ちがくっきりしたお顔だから、ドラァグクイーンのメイクがより目立つ目立つ!(笑)でもやっぱり本物の女性だから他のパフォーマーたちとは一線を画していて、なんとも言えない妖艶な歌唱とダンスが素敵でした!
とにかく歌唱する歌が『エビータ』とか『キャバレー』『ファニー・ガール』などの有名な楽曲ばかりなので、ミュージカル好きの人はきっと楽しめるはず。
何も考えずに笑えるシーンがいっぱいある一方で、女性のパフォーマーとしては許されないことがドラァグクイーンとしては許されたり…とジェンダーにまつわる問題についても考えさせられました。

ラストの多幸感はもう最高!!
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