このレビューはネタバレを含みます
“Can you help me, please?”
あるシリアルキラーの一日を6章仕立てで。章はバラバラに繋ぎ合わされていて、徐々に全貌が見えてくるタイプのやつ。3章から始まるんだけど、長年の勘で(作中の警官オジの真似)トリックは一瞬で分かった(笑)それでも最後まで面白かった。
物語の語り方、カメラの写し方、音楽の使い方で被害者と加害者はいつでも逆に見せることができる映像作品の面白さ(と恐ろしさ)よ。これって近年SNSやAIのフェイクニュースにも通ずる部分があるかと。主演の女性ウィラ・フィッツジェラルドの泣き顔すさまじいな。天晴れ。