トリハダ系の日常に潜む恐怖ということですが、一発目が訳分らん女が出てきていろんなものが送られてくる恐怖では日常を感じられない。普段の生活で欲しいと思う気持ちを恐怖に結び付けたいのでしょうが、非日常になってしまったのではなんか違う感じがした。エコー端末の一人喋りはそれだけで恐ろしいけどそこに実体が加わったらこうなるというこれはおもしろいアイディアでした。耳から虫はちょっと嫌だなあとは思うけど恐怖とは無縁かな。ハイヒール鞄女は不条理そのもの。なぜに同じ道を通ってしまったんだと後悔してください。ライブ配信が身近に起こったとき、内容によっては確かに恐ろしいが、もっと早く逃げ出すとか殺しをやめさせるとか別の方法はなかったのか。ボウガン事件はいったい誰の仕業だったんだ。あの笑みはまさか自作自演だったとでもいうのか。あるいはちょっと面倒くさくなっていたのでラッキーてな感じだったのか。ミスコンと部屋侵入男の話こそいちばんあり得そうで怖かった。女の執念ってやつでしょうか。そこまでしてミスコン優勝したいものなんでしょうか。全体としてはなんか怖さがあまり感じられなかったのは残念。トリハダとかリメイクのニューノーマルとかで頭が慣れちゃったかな。
