地方議会というのは地元の有力者だったり政治とはあまり縁のない人たちも参加されているのかな。市民のため、と言いながら意地の張り合いにしか見えなかった。舞台作品の映画化なんだけど、劇団の主宰者がそのまま監督を務めたためか、舞台のような映画だった。議員もほぼステレオタイプだったし、ああいった議論が傍聴した人たちから市民に拡がっても町の有力者の票はほぼ減らないんだろうなあという感じしか得られなかった。それぞれの議員たちだって有権者や市民のために何かしたいと思う気持ちは多少なりともあるはずだし市長の葛藤すらほとんど見えてこなかった。いったい何を伝えたかったのか。皆で選挙に行こうとか議会や議員を監視しましょうというなのでしょうか。